■ ソルナル(正月):旧暦1月1日
歳拝(セベ)が終わったら、目上の人に徳談(トクダン)を話します。たとえば、その年が良い年になるように、「 (セへ ボク マーニ パドゥセヨ)」というように。その後、年上の人が、その年に幸運がおとづれるようにとか、仕事がうまくいくようにといった挨拶を返してくれます。そのときに、 (セベットン)という、日本で言う「おとしだま」をくれます。
歳拝(セベ)が終わったら、家族みんなが集まって、食事をします。名節(ミョンジョル)には、それぞれ食べるものがあって、ソルラルの時には、「トックッ」(韓国のお雑煮)を食べます。このトックを食べると一才年を取るという意味があります。
またソルナルには新しい服を着るが、この服をセルビムといいます。
お正月の伝統的な遊びには、ユッノリ、ゼギチャギ、コマなどがあります。
■ チュソク(秋夕):旧暦8月15日
日本のお盆と収穫感謝祭を混ぜたような名節です。
韓国は農業民族で、春から夏まで育った農作物や果物の収穫の季節になり、1年中一番大きい満月を向かえて心が豊かな時期です。
秋夕を名節にしたのは三国時代初期で、「三国史記」によると新羅3代ユリ王の時に都内の夫人達を二つに分けて各王女の指導下で7月15日から8月15日まで織物で競争して最後の日に審査をして負けたチームが勝ったチームに御もてなしをしたことが始まりです。
秋に収穫した新米と新農産物をご先祖様に感謝の気持ちを込めて「茶礼(チャレ)」を行います。その時、ソルナルと違ってトックの代わりに新米でご飯を炊いて新穀でソンピョン(お餅)を作って供えます。
朝の食事が終わったらお墓参りに行きます。
■ ドンジ(冬至):12月22日ごろ
12月22日ごろで、北半球ではこの時期が一番昼間が短い時期です。
冬至を過ぎるとだんだん昼間が長くなって多くの場所でお祭りがあったり 1年の初めとして認識されてきました。韓国では、ドンジを小正月と言ってお祝いをしてきました。
もち米で団子を作って粒あんに入れたもの(日本のあんみつに似たもの)を食べて、カレンダーを交換する風習があります。
■ 正月デボルム(満月):旧暦1月15日
一年を始める月としてその年を設計する月です。この日は5種類の雑穀で炊いた五穀飯とナムルを食べます。デボルムにはクルミとピーナッツなどを食べますが、これらの硬い皮を直接、歯で噛んで食べるのが特徴です。
満月の夜に寝ると眉毛が白くなると伝わっていて、家族で先に寝たら小麦粉などで眉毛を白くぬったりしました。
ボルム前後夜はジブルノリ(畑の乾いた草に火をつけて燃やす風習)をします、これは無病と厄払いの意味があります。またデボルムの日出の前に他人に暑さを売るとその年は涼しく過ごせるといわれていました。
■ ハンシク:4月4/5日
ハンシクは冬至が過ぎてから105日目の日で4月4日または5日に なります。
その日は、お墓参りに行ってお墓の掃除や雑草など取り除いた後は, 火を使わない冷たいものを食べる風習があります。
■ ダンオ(端午):旧暦5月5日
ダンオは昔から月と日が奇数で同じ数字になる日は、気の溢れた良い日として名節に決めてこの日を喜んできました。
ダンオ(端午)の端は最初を意味して、午は5を示すので旧暦5月5日を示します。この時期は種まきが終わるごろで今年の農作が良い収穫になりますように願う日でもありました。
チャンポ(菖蒲)を入れて沸かした水で髪を洗うと髪の毛につやがあってわれにくくなるという伝えがあってダンオの日にチャンポ(菖蒲)水に髪を洗う風習がありました。
またダンオの女性の遊びには、大きい木にブランコを作って楽しんでいました。その時代には女性の外出は許されなかったので外に出られる唯一の遊びでもありました。
男性の遊びは、シルム(お相撲に似てる)という遊びがあって広くて平らの庭とかで二人が向き合って腰を曲げサッパ(腰や足に巻いている紐)をつかんで倒す遊びで、先に手足がつく人が負けです。
■ ボクナル(伏日)
ボクナル(伏日)は、初伏、中伏、末伏の三伏をいいます。
夏至から3番目の庚日を初伏、4番目の庚日を中伏、入秋から最初の庚日を末伏といって一年中、一番暑い時期です。
暑さを乗り越えるために、ボシンタン(犬)、サンゲタン(鶏)などを 食べる風習があります。

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